フェルトペンとは、芯となる部分にフェルト布などの繊維状の物質を利用したペンのことをさしています。
構造としては、フェルトなどの繊維が持つ「毛細管現象」をうまく使って、芯にしみこませたインクを紙などに移し定着させるというものとなっています。

フェルトペンの中の構造は、大きく分けて2種類です。
1つめは「中綿式」と呼ばれている構造です。
ペンの中にある綿のような形状の繊維にインクが染み込んでいて、それが芯に染みることによりインクを継ぎ足すことが可能となります。
もう1つは「直液式」と呼ばれている構造です。
ペンの中にインクの部屋が作られていて、そこに芯が刺さっている形となっています。
両方の構造とも、ペン先のほうの芯のインクが使われることにより、「毛細管現象」で、インクが染みた中綿もしくは、インクが溜まったインク部屋からインクが継ぎ足されていくような仕組みとなっているのです。

ボールペンと違い、ボールの転がりやすさなどを考えなくともよいため、ガラスや陶器やプラスチックなど、さまざまな物に線や文字やイラストなどを書くことが可能となっています。
ただし水性インクなどの場合は、書けてもインクがはじかれてしまい、線などが定着できないケースや、定着したように見えても少しこすったり水分がかかったりすると取れてしまうようなケースも存在します。
油性インクのフェルトペンの場合は、水性インクに比べて、しっかり定着する物体が多いようです。
まや素材によっては、インクがにじみやすい場合もあります。

フェルトペンにはたいてい「○○用」などというように、どんな素材の物に書けるかが記載されています。
用途に応じて、表示を参考にしつつ選ぶとよいでしょう。

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